コンセプト

千歳烏山の小さなスタジオ、Paperback Studioで始めたショーケース公演のvol.2は、４本の短編作品を２本ずつsaideA とsideBの２プログラムで編んだオムニバス公演です。 各々のSideで俳優を一部変え、両Sideとも2人芝居＋3人芝居の2本立てで上演致します。
また、9月に続いて10月、11月にもvol.3、vol.4とそれぞれ異なる趣向で3ヶ月連続公演を行います。 この連続公演でのコンセプトは、従来の架空畳での作劇、その手の内を惜しげもなく「見せ切る」ことです。
この公演を経て、来年1月には座・高円寺での6劇団競演「カンテン」参加、そして5月末には、同じく座・高円寺にて2年半ぶりの本公演を行います。(詳細は→こちら）
なんだかんだ、芝居を始めて18年も経ってしまいました（信じられません）。
まだ少しだけ、新しいことが出来るかもしれませんし、新しい人にも出逢える気がします。 その前に、これまで作ってきた作品・これまで会って来た人ともう一度再開したいと思ったのです。 手持ちの札を全部出して、カラッポになってみる。ささやかな試みですが、是非お付き合い下さいましたら幸福です。
千歳烏山でお待ちしております。
（小野寺邦彦）