WORKS
上演作品
「荒野の知らないトライトーン」
圏外に、あと一歩。
夜から朝への境目を滑る空気が頬を切るように冷たい日。 ぱっちりと覚めた私の両目が一番に見つける風景は、レースカーテンに刺繍した茜模様の朝もや越し、地平線のその上にいつ果てるとも知れない、土踏まずの荒野に決まっていた。
フロンティア。
未だ誰も土を踏んだことの無い、まっさらな山のあなたを目指すキャラバン、その蹄の音を真夜中の紫煙のケムに隠した
不協和音の物語。
