WORKS
上演作品
▼スイート・スイートロードサイドの幽霊
Side1:「失踪」 / Side2:「追跡」
▼告知ページ
illustration:町田メロメ
架空畳 TrialPlay
スイート・スイートロードサイドの幽霊
●Side1:「失踪」 / ●Side2:「追跡」
2023年
Side1:7月7(金)~9(日)
Side2:14(金)~16(日)
@Paperback Studio
チケット:2800円
作・演出:小野寺邦彦
出演:岩松毅 /田尻祥子 /日野あかり(日本のラジオ)
NEWS
06-30 : ものがたり 公開
06-25 : Tシャツ受注販売開始
06-15 : チケット 販売開始
06-13 : 公演情報 公開
コンセプト
2023年の架空畳は、京王線千歳烏山駅に昨年オープンしましたPaperback Studio (ペーパーバック スタジオ) でのスタジオ公演を行います。
まあ、持ち小屋なワケです。芝居を初めて15年以上、ひょっとしたキッカケで場所を得てしまいました。小さな小さなハコですが、かき集められるだけのアイディアを使って、作品と同時にこの場所の「使い方」をも模索し提示する、トライアル公演です。
俳優は架空畳の岩松毅、それに田尻祥子、日野あかりの計3名。演目は週替わりでSide1とSide2の2プログラムを上演します。Side1は岩松の1人芝居20分と岩松・田尻の2人芝居30分の2本計50分。Side2は同じく岩松の1人芝居20分と岩松・日野の2人芝居30分の2本計50分です。Side1とSide2で、岩松の一人芝居の演目は異なります。つまり2本の一人芝居と2本の2人芝居、計4話で構成されたショートストーリーということです。
4本の演目は、同じ時代・同じ場所・同じ人物たちのエピソードとなります。全4話の連続ドラマだと思って頂いて結構です。が、どちらか一方のSideだけご覧頂いても問題なくお楽しみ頂けますので、ご安心を。どっちも観て頂ければ勿論、嬉しいですけど。お気軽にご観劇頂ければと思います。
そして重要なことですが、結構、緊急で企画した公演です。昨日思いついたので、今日やってみる、ほぼそれに近いスケジュールです。小劇場界の常識としましては1年、2年前から劇場を押さえなければ公演などできません。「思いついた瞬間」に公演がうてる、その自由さ、いい加減さも今公演の重要な裏テーマとして設定しております。いい加減に・かつ緻密に。これまでやってこなかった事・選択肢として捨ててきたことが出来ればいいなと思います。このトライアル公演を、年内にあと一回出来たらとも思っていますが、まあそれはまた、「明日思いついたら」のハナシ、ということでヒトツ。
たぶん架空畳史上、最も小さな公演会場となります。狭く・自由な密室です。野心に満ちた遊びを通じて私たちのスタジオをご紹介致します。どうぞ、ご期待下さい。
(架空畳 小野寺邦彦)
出演
スケジュール
Side1:「失踪」(岩松毅一人芝居①20分+岩松毅×田尻祥子二人芝居30分)
2023年7月
7(金)①19時半
8(土)②14時 /③18時
9(日)④14時 /⑤18時
全5ステージ
出演:岩松毅、田尻祥子
Side2:「追跡」(岩松毅一人芝居②20分+岩松毅×日野あかり二人芝居30分)
2023年7月
14(金)①19時半
15(土)②14時 /③18時
16(日)④14時 /⑤18時
全5ステージ
出演:岩松毅、日野あかり
・岩松毅の一人芝居は、「失踪」と「追跡」で演目が異なります。
・開演時間です。開場は30分前より開始致します。
・上演時間は各50分を予定。
アクセス
チケット
ものがたり
1964年、アメリカ。
ロードサイド。看板。ポルノスター。宇宙人に逢った男。技術。信仰。そして…幽霊。科学とオカルトそのどちらに世界の重心が傾くか、今よりずっと曖昧だった時代のおとぎ話。
Side1:「失踪」
出演:岩松毅 /田尻祥子
1944年。地球外生命体と出逢い、ある「技術」を託された男は、駆け出しジャーナリストのインタビューを受ける。その取材が科学雑誌に載るか?オカルトタブロイド誌に載るか?二人は、未来での答え合わせを約束した。そして20年。女は再び、男の元を訪れた。肉体を失った、名無しのゴーストライターとして。
Side2:「追跡」
出演:岩松毅 /日野あかり
週明けの月曜日。街中の看板という看板に「私の顔」が現れた。私にそっくり生き写しのその顔の持ち主は、決して表には現れないアンダーグラウンドのポルノスターだった。看板には一行「SHE DIED」…彼女は、死んだ。私は彼女の幽霊なのか?それとも…。私は幽霊の判別方法を持つ、ある男の元を訪ねた。
田尻祥子