『新劇』(のちに『しんげき』、『レ・スペック』)は岸田戯曲賞を主催する白水社が発行 (1954年~92年)。
1960年代後半以降のアングラ,小劇場演劇を積極的に支援し,別役実,唐十郎,つかこうへいらを輩出した。
1月号(78) |
無給の殺し屋(三幕)/作・イオネスコ、訳・諏訪正 |
2月号(79) |
鎮魂歌(三幕)/北原武夫 |
3月号(80) |
沖縄(三幕)/内村直也 |
4月号(81) |
ほらんばか(喜劇一幕)/秋浜悟史 片すみ(一幕二場)/矢野壽男 神婚式(一幕)/徳丸勝博 |
5月号(82) |
相宿(一幕)/椎名麟三 休憩室(喜劇一幕)/八木柊一郎 悲劇 しばられたプロメーテウス/作・アイスキュロス、訳・東京大学ギリシャ悲劇研究会 |
6月号(83) |
時と緋笠一家/内村直也 |
7月号(84) |
8段――白菊匂う――/田中千禾夫 |
8月号(85) |
コップの中で/高橋光子 暗い夜のしるし/伊藤共治 |
9月号(86) |
家庭裁判(喜劇三幕)/本庄桂輔 白い墓(一幕)/高堂要 |
10月号(87) |
鳥には翼がない(四幕八場)/田中澄江 |
11月号(88) |
犀(三幕四場)/E・イオネスコ、訳・加藤新吉 |
12月号(89) |
村岡伊平治伝(四幕十場)/秋元松代 |
1月号(64) |
禿山の夜 二幕 /大橋喜一 十五世紀フランス笑劇飜案 ピエール・パトラン先生/鈴木力衛 |
2月号(65) |
漁港 三幕/原源一 |
3月号(66) |
がらしあ・細川夫人――プロローグをふくむ三幕九場 /田中澄江 |
臨時増刊号(67) |
戯曲掲載なし |
4月号(68) |
マリアの首 四幕九場/田中干禾夫 騒しい屍 喜劇一幕 /飯沢匡 孤島の鍜冶屋 八場 /真船豊 帰郷 一幕 /菅原卓 密室 四幕五場 /久板栄二郎 |
5月号(69) |
友情舞踏会 三幕 /広田雅之 嵐よ 一幕 /黒川欣映 鷹 一幕/河野典生 |
6月号(70) |
アンティゴネー/ソポクレース 風吹きすさみ 三場/久板栄二郎 埠頭 一幕 /野島勝美 |
7月号(71) |
新・猿蟹合戦 三幕九場/村山亜土 幽径――白日夢劇 一幕六場 /大沢駿一 |
8月号(72) |
夜の季節 三幕五景/菅原卓 |
臨時増刊号(73) |
戯曲掲載なし |
9月号(74) |
怒りを込めてふり返れ 三幕/作・オズボーン、訳・ 木村光一 |
10月号(75) |
黄色と桃色の夕方 四幕/矢代静一 |
11月号(76) |
千鳥/田中千禾夫 |
12月号(77) |
夢彦物語(四幕)/小山祐士 我が家に旋風起る/久坂栄二郎 |
1月号(49) |
祇園還幸祭・一幕/人見嘉久彦 駑馬(四幕)/細江豊 兵士の話/作・C・F・ラミュウズ、訳・田中千禾夫 |
2月号(50) |
七十才の男(三幕) / 成瀬無極 一号線(一幕)/小室寛 太陽たち(二幕)/岡野峰子 言葉なき一幕/作・ベケットS、訳・ 安堂信也 |
臨時増刊号(51) |
月の出/作・グレゴリI.A、訳・杉山誠 虻/宮川晟、訳・丁西林 ひかり号/作・ロマンJ、訳・本庄桂輔 楽しき旅路/作・ワイルダーT アルバレス・キンテロ兄弟月のひかり/菅原卓 鯨/作・オニールE.、訳・清野暢一郎 ビアリッツへの旅/作・サルマンJ、訳・田中千禾夫 声/作・コクトオJ、訳・岩瀬孝 砂に書いた言葉 /作・アントニオ・ブエロ・バリェホ、訳・会田由 口もとの花/ 作・ピランデロL、訳・諏訪正 一九〇五年/ 作・ウリヤーニンスキイ 、訳・野崎韶夫 ルルシィヌ街事件/作・ラビッシュE.M、訳・梅田晴夫 死に見舞われた医者/作・ティースF、訳・加藤衛 逢いびき/作・カワードN、訳・内村直也 |
3月号(52) |
つづみの女(三幕五場)/田中澄江 大変な款待(七景)/作・クゥルトリイヌ、訳・原千代海 |
4月号(53) |
堂々たる娼婦/八木柊一郎 羊を飼う者/岸田衿子 |
5月号(54) |
文学座上演台本 國性爺――近松に拠る 四幕十三場/矢代静一 |
6月号(55) |
地挽さんの末裔/徳丸勝博 地球の外にて/山田和也 十二号室/野島勝美 |
7月号(56) |
破戒/村山知義 遠い夜明け/柏倉敏之 |
8月号(57) |
幽霊はここにいる/安部公房 |
臨時増刊号(58) |
夜の道づれ / 三好十郎
若肌/内村直也 天国泥棒/加藤道夫 山の湖/真船豊 城館/矢代静一 あき子の顔 /田中澄江 火宅/三島由紀夫 田舎道/ 阪中正夫 彦市ばなし /木下順二 二人の家/川口一郎 軽塵/秋元松代 薔薇一族/小山祐士 たのしい人/久板栄二郎 一族再会/福田恒存 |
9月号(59) |
氷/大沢駿一 子供たち/作・ゴーリキイ 、訳・中本信幸 夜の芸術/ 菅原卓/ |
10月号(60) |
落城--田宮虎彦連作小説より(四幕)/久板栄二郎 みちづれ(一幕)/島木葉子 鉄輪(一幕)--丑の時詣りの小戯曲/郡虎彦 |
11月号(61) |
泥棒論語(喜劇三幕五場)--「土佐日記」によるファンタジー/花田清輝 ひきがえるの詩(一幕)/ 手塚陽 |
臨時増刊号(62) |
我が家の平和(一幕)/作・クウルトリィヌG、訳・岸田国士 乗りはずせない列車(一幕)/作・パッスールS、訳・原千代海 ハッタリの効用(二幕)/作・ラビッシュE、訳・梅田晴夫 六号室の秘密(一幕)/ 作・ロルドA、訳・岡喜一 小切手(一幕)/作・ベルナールT、訳・内村直也 ジャクリーヌ(三幕)/作・ギトリーS、訳・ 高橋邦太郎 窓ごしに(一幕)/作・フェイドーG、訳・田中昭次 下町のカフエで(一幕)/作・アミエルD、訳・岩瀬孝 結婚行進曲(四幕)/作・バタイユH、訳・岩田豊雄 |
12月号(63) |
ぶどうの会上演台本 長い墓標の列(四幕)/福田善之 王様と予言者(一幕)/関口存男 |
1月号(34) |
光る風(一幕)/久板栄二郎 埴輪(二幕五景)/大沢駿一 古曲影媛哀詞(一幕)/紀尾泊世央 |
臨時増刊号(35) |
綾の鼓/三島由紀夫 不知火の宮/真船豊 秋の歌/小山祐士 婚期/ 秋元松代 めでたい座敷/久板栄二郎 弔辞/ 内村直也 絵姿女房/ 矢代静一 昔話二十二夜待ち/木下順二 修羅/田中千禾夫 箒/飯沢匡 通り魔/伊賀山昌三 歴史は‥‥/菅原卓 京都の虹/田中澄江 田宮のイメエジ/川口一郎 堅塁奪取/福田恒存 |
2月号(36) |
美しき蟹の町/小山祐士 |
3月号(37) |
おたか祝言/矢代静一 川の町の青春/藤本義一 |
4月号(38) |
ブリタニキュス/安堂信也 御料車物語/鈴木元一 |
5月号(39) |
波の上(モノローグ)/内村直也 春を待つ女たち/田中澄江 カクテル・パーティ/広田雅之 ぶらいかん/作・リグスリン、訳・菅原卓 |
6月号(40) |
明日を紡ぐ娘たち/劇団 三期会、生活 を 記録 する 会 |
7月号(41) |
陽気妃(三幕十九場)/飯沢匡 |
臨時増刊号(42) |
ガンバハル氏の実験/岸田國夫 皆んな見えなくなる峠/岡崎重太郎 なだれ/真船豊 薔薇/森本薫 やまびこ/三好十郎 魚紋/田井洋子 夜空/木下順二 流木/八木隆一郎 数寄屋橋の蜃気楼/飯沢匡 防風林/北条秀司 黄色い花/田中澄江 ふるさと/伊馬春部 ながれ/菊田一夫 赤猪子の恋/秋元松代 夏の雲/矢代静一 どたんば/菊島隆三 銀婚式のメレンゲ/内村直也 |
8月号(43) |
火の山(三幕)/田中千禾夫 |
9月号(44) |
背広渦巻く/矢野寿男 或る梁山伯/徳丸勝博 |
10月号(45) |
島(三幕四場)/堀田清美 雉女房/村山亜土 |
臨時増刊号(46) |
笑いの面/関口次郎 禁漁池/阿坂卯一郎 影/青木一夫 噂/長谷川行男 糖福紅皿/秋月桂太 雪の山/ 内木文英 青空のはてに/ 内村直也 ゲイとルン--天上民話劇/青江舜二郎 ケーブルカーが停つた/小幡欣治 かさやの彦市/富田博之 こうもり傘/大草陽子 お花のノイローゼ/加藤衛 垣根を越すべからず/上山雅輔 月は昇りぬ/小山祐士 肖像/岩津洋一郎 赤い星/大島幸次郎 町工場/山中秀夫 織姫/折戸明夫 逃散/坪川健一 鬼太鼓/田中大助 |
11月号(47) |
つばくろの歌(三幕四場)/藤本義一 燃える/安芸礼太郎 茶の間/加藤蕙 |
12月号(48) |
国定忠治(四幕九場)/村上知義 |
1月号(22) |
恋のれげんだ/作・ヒクメットナズィム 、訳・佐藤清郎 嫁供養・刀/堂本正樹 |
2月号(23) |
二人だけの舞踏会/小山祐士 |
3月号(24) |
凍土帯/松岡力雄 退庁時刻/松村勝行 福田恒存論/村松剛 小劇場の精神/コポージヤック |
4月号(25) |
劇団民芸三月東京公演台本 遠い凱歌(四幕十場)/内村直也 |
5月号(26) |
案山子将軍御昇天/田中千禾夫 美男薄情/作・コクトオジャン、訳・ 渋谷竜彦 |
6月号(27) |
象と簪/矢代静一 谷の蔭/作・シングJ.M、訳・木下順二 |
7月号(28) |
生きた心を/椎名麟三 貸間探し/丁西林 |
8月号(29) |
文学座二十周年記念公演台本 ヤシと女 五幕八場/飯沢匡 |
9月号(30) |
楠三吉の青春/大橋喜一 田螺息子/本田安次 |
10月号(31) |
肥前風土記(五幕七場)/田中千禾夫 |
11月号(32) |
蝙蝠/矢代静一 英雄たち/秋浜悟史 |
12月号(33) |
洗脳(五幕)/山田春樹 夜寒(一幕)石田章 朝飯前(モノローグ)/ユージン・オニール、訳・杉山誠 |
1月号(10) |
二号/飯沢匡 |
2月号(11) |
大和の村(二幕)/和田勝一 おみやげ(一幕)/佐原進 |
3月号(12) |
赤いカーディガン(三幕)/久板榮二郎 三つの音楽を持つ喜劇(三幕)/梅本重信 |
4月号(13) |
絵姿女房/矢代静一 傷心/雀部猛夫 廃屋/水原明人 黛/鈴木八郎 |
5月号(14) |
自由の彼方で 三幕/椎名麟三 選ばれた舞台 一幕/宮崎元子 |
6月号(15) |
三人の盗賊/八木柊一郎 幸福な断念/徳丸勝博 |
7月号(16) |
残響/内村直也 不漁期/野崎氏治 |
8月号(17) |
女の声/新藤兼人 ゴロツキ/伊賀山昌三 |
9月号(18) |
サークルものがたり/鈴木政男 |
10月号(19) |
アンジェリカ(三幕風刺劇)/作・レオ・フェレロ、訳・林孝一 聖寵への郷愁/作・モーデイ・J、訳・岩瀬孝 |
11月号(20) |
琵琶湖疎水下流/人見嘉久彦 神の馬/大沢駿一 望郷の歌/大垣肇 |
12月号(21) |
山鳩/北条秀司 日本の幽霊/古島一雄 |
4月号(1) |
城館(しろ)(一幕)/矢代靜一 死に水を下から取った話(一幕)/田中千禾夫 〔遺稿〕(一幕)/加藤道夫 |
5月号(2) |
山の民(四幕八場)/原作・江馬修、脚色・村山知義 |
6月号(3) |
椿姫/岸田國士、小山祐士 |
7月号(4) |
溶けた天女 音樂劇/三島由紀夫 教育 一幕/田中千禾夫 |
8月号(5) |
晩鐘 一幕三場/高橋丈雄 黄金の丘 喜劇/梅本重信 |
9月号(6) |
二人しづか/高見沢潤子 |
10月号(7) |
小碓命と弟橘媛 三幕五場/大澤駿一 |
11月号(8) |
加州の人々 一幕/安芸礼太郎 近子 一幕/田代重弘 |
12月号(9) |
石狩川 四幕六場/本庄陸男、村山知義 |